自閉症で会話できない子とのおしゃべりが弾む!3ステップ対応

 

自閉症の子と会話ができない…と悩んでいませんか?可愛い我が子とたくさん会話できるようになるのが夢!なんてママもいますよね。今は会話ができない子でも、3ステップにわけてしっかり対応していくことで会話力・コミュニケーション力は育ちますよ!
 

【目次】

1.自閉症の我が子に無視されて会話ができない!
2.いきなり会話ができるようになるわけじゃない!その理由とは?
3.自閉症の子と会話ができるようになる3ステップ
①ママや相手に伝えたい気持ちを育てる
②目の前のことや今ここで起きていることを話せる
③過去のことを説明できるようになる

 
 

1.自閉症の我が子に無視されて会話ができない!

 
 
自閉症の子どもとまともに会話ができない…いつになったら周りの子どもたちと同じように会話ができるようになるの!?と悩んでいませんか?
 
 
今の時点で会話ができない子でも、焦らずに発達の順番に沿って対応していくと、会話ができるようになるのです!
 
 
自閉症の子を持つママにとっては、あるあるのお悩みだとは思いますが…
 
 
「今日は幼稚園で何したの?」と聞いても答えてくれない
 
・決まって返答が「遊んだ」の一言…
 
オウム返しになってしまう
 
・最悪、無視される…
 
 
このようなママたちをがっかりさせる場面がありますよね。
 
 
 
 
私の自閉症の息子もまさに「何したの?」と聞いても答えない…そんな子でした!
 
 
一言だけ答えてくれたとしても、正直その答えが事実なのかもよくわかりませんでした。
 
 
そんな息子でしたが、段階を踏んで会話力が育つように対応していったところ、私の質問に答えられるようになっていったんです!
 
 
まずは、「こんなの作ったよ〜」と自分が作った作品を説明してくれるようになりました。
 
 
そして3ヶ月後には、「今日はブランコして遊んだよ〜」と幼稚園での出来事も話してくれるようになったんです!
 
 
では次に、自閉症の子の会話力が急には育たない理由を解説していきたいと思います。
 
 
▼病院・療育センターで聞けなかったWISCのアレコレを1冊にまとめました▼
 
 

2.いきなり会話ができるようになるわけじゃない!その理由とは?

 
 
定型発達だとしても自閉症だとしても、いきなり会話ができるようになる子なんていません。
 
 
それは、会話ができるようになるまでに大きく分けて3ステップの発達の段階があるからなんです。
 
 
まず、自閉症の子と会話ができるようになるまでの発達の段階をお伝えします。
 
①ママや相手に伝えたい気持ちが育つ
 
②目の前のことや今ここで起きていることが話せる
 
③目の前にないことや過去・未来について話せる
 
 
会話力はこのような順番で育っていきます。
 
 
 
 
先程、例に挙げた幼稚園での出来事を話すということは、目の前で起きていることではなく、目の前にない過去の出来事を話すことです。
 
 
先程の3ステップの中では3番目の、”目の前にないことや過去・未来について話せる”にあたります。
 
 
ですから、はじめからここを目指すのはすごく難易度が高いんです。
 
 
我が子が今、どのステップにいるのか見極めてから、対応していきましょう!
 
 
【期間限定 11月末まで】
 
繊細ちゃんに折れない心が育つ!
正しい甘やかし方がわかります

↓↓↓
 
 

3.自閉症の子と会話ができるようになる3ステップ

 
 
自閉症の会話ができない子にも、会話力が育つ3つの順番に沿って丁寧に対応していくことで、人と会話ができるようになります!
 
 
それぞれのステップでの具体的な対応を詳しく説明していきますね。
 
 

◆①ママや相手に伝えたい気持ちを育てる

 
 
まずはママに伝えたいと思う気持ちを育てていきます!
 
 
伝わるって嬉しい!という成功体験の繰り返しが大切なんです。
 
 
・クレーンでの要求だったとしても否定的に捉えず、応えてあげる。
 
・オウム返しだったとしても、答えてくれてありがとう!と肯定してあげる。
 
 
こんな風にママに接してもらえると、ママに伝えたい、話したいという気持ちがどんどん育っていきます。
 
 
はじめは自閉症の子の見ている世界にママが入ってあげて、一緒に楽しむということからはじめていきましょうね。
 
 

◆②目の前のことや今ここで起きていることを話せる

 
 
目の前のことを話せるようにするには、言語化のお手伝いをしてあげましょう。
 
 
まずは、今していることや見ているものを実況中継してみましょう!
 
 
「〇〇だね」
 
「〇〇が△△しているね」
 
 
このとき、今の時点で子どもから出ている言葉+1語を意識してあげてください。
 
 
①無発語なら単語
 
②単語なら2語文
 
③2語文なら3語文
 
 
この1語をプラスする方法は、子どもの言葉の発達を促進する対応なんですよ。
 
 
 
 

◆③過去のことを説明できるようになる

 
 
過去のことを説明できるようになる3つのポイントをそれぞれ説明しますね。
 
 

ポイント①まずは過去のできごとを見える化して話す

 
 
例えば、楽しかったできごとを写真で撮っておいて、それを見ながら「~して遊んだね!」「楽しかったね」と、一緒にお話することです。
 
 

ポイント②感情を伴った記憶を思い出して話す

 
 
成功体験だったり、めちゃくちゃ楽しかった!うれしかった!などの感情を伴ったものだと記憶されやすいので、質問した時に答えやすいです。
 
 

ポイント③直近の過去から話す

 
 
当然ながら、時間が経てば経つほど忘れてしまうものなので、直近の過去から話してみましょう。
 
 
おうちの中での過去の出来事や、さっき見たテレビの話題などでもいいですね。
 
 
いかがでしたか?
 
 
自閉症の子だって、会話ができないままではないのです!
 
 
しっかり対応すれば、みるみるうちに外で見たことや経験したことを話してくれるようになりますよ。
 
 
子どもと会話ができるようになったら、どんな話をしたいですか?
 
 
いつになったら会話できるの?と悩むより、ママが対応することで、その夢をいち早く叶えることができますよ!
 
 
 
 
言葉が遅い自閉っ子の癇癪を卒業させて、会話力をどんどん伸ばす対応をお伝えしています!
▼無料で毎日情報をお届けしています

 
 
執筆者:東原あや

(発達科学コミュニケーショントレーナー)

発達の専門家が教える!脳を伸ばして子育ての悩みを解決する方法~1日1分無料メール講座~
無料登録で特典を受け取る
発達の専門家が教える!脳を伸ばして子育ての悩みを解決する方法~1日1分無料メール講座~
無料登録で特典を受け取る
タイトルとURLをコピーしました