こんにちは!
パステルジャンプ編集部です。
この記事ではパステルジャンプ主催の清水畑亜希子の子育てストーリーを
シリーズでお届けしています。今回は第6話です!読み逃した記事がある方は以下からお読みくださいね。
【第1話】育てにくい子どもに「将来の不安」を抱えるママに知ってほしい!我が子の発達を伸ばす1番の方法とは
【第2話】子どもを褒められないママのための価値観の大転換!「自分ばかり…」を卒業して得られた子育てのまなび
【第3話】ADHDキッズの衝動性をコントロールする秘訣がわかった!怒っても罰を与えても変わらない理由
【第4話】子どもの突然の不登校!将来への不安を希望に変える勉強や成績より大事な「本当に大切なこと」の見つけ方
【第5話】不登校キッズの発達を加速するおウチサポートの威力!復帰後の学校生活で急成長を遂げた息子の過ごし方
1.不登校中学生の進路選びに偏差値はいらない!?
今回は、
偏差値よりも大切なものがある!
発達が加速する進路選びと継続的な発達サポートの大切さ
についてお伝えします。
前回は、不登校の時間にどんどん成長していった息子の話を紹介しました。
今回は、その不登校期間に私がやったもう一つの「進路準備」についてお話しします。
息子の登校しぶりが加速していった初期のころは私の葛藤の時期でもありました。
「このまま休みが増えたら勉強も遅れるし、登校日数が足りないと進路にも影響するし、もしかしたら行ける高校がなくなっちゃうんじゃないか」
と心配だったからです。
ですが、息子の実際の姿はといえば今では、自分のやりたいことを見つけて、苦手な勉強や受験とも向き合い努力できるようになり、そして、今では、大学生になり毎日たのしく通っています。
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2.我が子の発達が加速する環境を選ぶポイントを見極めよう!
そんな、我が家の進路えらびには、
「だから進路選びが成功した」
と胸を張って言い切れる進路選びのテーマが1つだけありました。
それが、
「発達が加速する環境選び」
でした。
学校は、偏差値や評判では、決して選びませんでした。
高校は合格すればいいというものではありません。
入学したら3年間「学ぶ」ことが目的なのです。
だから、発達の特性のある息子が力を発揮しやすい環境、学び続けられる環境を選ぶこと、そして何よりも本人がやりがいをもって通える学校であること、それにこだわりました。
そしてもう1つ、大人の一存で学校は決めない。
通うのは大人ではなく息子自身です。
だから何度もいんろんな学校に足を運んで息子が自分の学校生活をイメージできるようになるまで何度も息子と会話を重ねました。
評判のいい学校が息子に合うとは限りません。
例えば、オンラインスクールとして人気のN校。
息子と説明会に行きましたが、私の感想は「息子には合わないだろうな」でした。
そして、息子もやはり同じ感想をもったのです。
息子が語ったその理由は、
・登校してもオンデマンドで学習するスタイルが合わない
・オレは動画ではなくて先生から教えてもらいたい
・部活は盛んなほうがいい
だったのです。
私も「納得」のその感想。
なぜ、納得したかというと、
オンデマンドは便利だけど計画性や自主性が求められる
↓
計画が苦手な息子にとっては先生が「これやってね!」と言ってくれる環境の方が合う。
N校といえば、当時、e-sportsの部活(オンライン)が話題になっていました。
息子ももちろんゲームも大好きでしたが…
↓
息子は体を動かすことが好き。だから「リアル」な部活を希望していた。
いくら世間から評判でいいよと言われる学校でも、凸凹のある息子には合う、合わない、があるのです。
我が家が息子の発達のために整理したいくつかのポイントを紹介すると…
・勉強は難しすぎないほうがいい
・赤点をとった時の手厚いフォローがある方が向いている
・宿題はプリントで出されるよりタブレットなどデジタルで管理できるようがよい
・楽しいことなら頑張られるADHDの特性も考えて校風、行事、部活が楽しそうであること
などなど。
そして、息子にとっての「ベスト」な環境を選んだことで息子の高校生活は充実したものになりました!
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3.発達を加速し続ければ新たな壁も乗り越えられる!
中学1年のときに通知表に1と2しかなかった凸凹男子は、高校でクラスで1桁の順位をキープするようになり、内申点をためていき指定校推薦で大学に進むという、次のステップにも駆け上がることができました。
そしてもう1つ大切なのは、
発達を加速し続けること、でした。
中学から高校、高校から大学、大学から社会人へ、とステージが変われば、また新たな壁にぶつかりやすいのが凸凹キッズだからです。
我が家の息子ももちろんそうでした。
コミュニケーションが苦手な息子にとって、入試での面接や集団討論、入学後の環境の変化への対応、新しい友達づくり、などやはり新しい課題はやってきました。
それをクリアできたのは親子のコミュニケーションで発達を加速しながら、常に苦手をクリアしていく練習をいっしょにしていたからでした。
息子が学校に行けなくなったばかりのころは、息子にこんな未来があるとは想像できませんでした。
「学校は行くべき」
「勉強はすべき」
「偏差値は高い方がいい」
という進路や教育の「呪縛」に縛られていたからでした。
ですが、今なら、はっきり言えます。
不登校になっても堂々と人生を歩んでいい。
みなさんは、今回の我が家の息子のエピソードを読んでどう感じましたか?
不登校を経験した子が活躍できる選択肢をお子さんと一緒に探せるママになってほしい…
「不登校でも子どもの発達を諦めたくない!」
そう思ったママ。今日から一緒に我が子の活躍を夢見て、おウチで発達を伸ばせる子育ての方法を学んでいきましょう!
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執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
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