グレーゾーン 年末年始 発達障害

冬休みは発達障害の子どもの自己肯定感を高めるチャンスです!

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今年の冬休みどんな過ごし方をしますか?長いお休みは子どもの苦手克服ではなく、好きなことを伸ばすために使うのがオススメ!発達障害の子どもの特性を紐解きながら、子どもの自己肯定感を高める方法を解説します。
 

【目次】

 

1.冬休みは発達障害の子どもが好きなことをトコトンさせましょう!

 
 
今年の冬休みはどんな過ごし方をしますか?
 
 
長いお休み、子どもたちは自分の好きなことに没頭したり、新しい体験をしたりする絶好のチャンスです!
 
 
今年はコロナ休校があり、休校明けの学校では新しい生活様式が取り入れられました。子どもたちは新しい環境に慣れようと必死で頑張っていました。
 
 
この冬休みは学校で疲れた子どもたちがほっとリラックスしたり、ゆっくりできる時間を利用して自分の好きなことにトコトン向き合えるようにしたいですね。
 
 
お子さんはどんなことが好きですか?
 
 
外で駆け回って遊ぶのが好きですか?
 
虫や動物が好きですか?
 
絵を描くのが好きですか?
 
ゲームをするのが好きですか?
 
 
 
 
子どもにはそれぞれいろいろな「好き」がありますね!
 
 
子どもの好きをトコトン追求していくと、脳の発達にもとってもいいことがあるんです!
 
 
次で説明しますね!
 
 
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2.なぜ好きなことをトコトンやることが発達障害の脳の発達に大事なのか?

 
 
お休みの間、子どもが好きなことにトコトン向き合えるようにしてほしい理由はたくさんあります。
 
 

◆好きなことをしてエネルギー充電!

 
 
発達障害やグレーゾーンの子どもにとって、学校はしんどいことが多い場所でもあります。
 
 
じっと先生のお話を聞いたり、机に向かって勉強したり。家に帰れば宿題が待っています。
 
 
この冬休みにはお家で楽しいことやゆっくリ過ごすことで学校で頑張っている子どもたちが、好きなことをしてストレスを発散すれば気持ちが上向きます。
 
 
また、学校で頑張れる気力もわいてくるはずです。
 
 

◆好きなことを得意にして自信をつける

 
 
発達障害のお子さんを育てていると、得意なことと苦手なことの差に驚かれるお母さんも多いと思います。
 
 
得意なことはどんどん伸ばしたい!と考え、1つでも多くの「得意」を身につけさせてあげたいですよね。
 
 
「好きこそものの上手なれ」という言葉の通り、好きなものは得意なものになっていきます。
 
 
好きだからこそ繰り返し、繰り返すからこそ習得が早いのです。
 
 
これは、行動すると脳のネットワークが伸びて発達するからなのです。
 
 
行動をする
脳のネットワークが伸びる
得意になる
自信が付く
さらに行動する
 
 
このように行動して脳が発達すると、得意になり自信をつければ、さらに行動しできるという脳がどんどん発達する良いスパイラルとなるのです。
 
 

◆好きなものを起点に興味を広げることができる

 
 
1つの好きなものを起点に、好きなものがどんどん増えていくこともあります。
 
 
好きで得意になった脳の太いネットワークから派生して、別の新しいネットワークができていくようなイメージです。
 
 
私の息子は自閉症スペクトラムですが、大好きな電車を起点に、好きなものがどんどん広がっていくのを見てきました。
 
 
電車が好きだから、車体の名前を覚える。
→鉄道会社を覚える。
→路線図を覚える。
→プラレールで線路を作ってみる。
→線路を立体化してみる。
 
 
電車は乗り物だから、他の乗り物も気になる。
→飛行機を覚える、船も覚える。
→船は海を走るから海も好き。
→だから海水浴も大好き!
 
 
と、こんな感じで好きな遊びをトコトンできる環境を作れば、子どもは自分からどんどん興味を広げていきます
 
 
ぜひ、冬休みは子どもが好きなことをトコトンやらせて、1つでも多く興味を広げてあげてください!
 
 
 
 

◆好きなことをやれたら自己肯定感も高まる

 
 
好きなことをトコトンやれたら、楽しい記憶で気持ちが満たされて自己肯定感も高まるんです。
 
 
自己肯定感とは自分のいいところも悪いところも含めて自分自身が好きだと思える気持ちです。
 
 
自己肯定感が高いと前向きにチャレンジができたり、幸せになれると言われています。
 
 
発達障害の子どもたちは楽しい記憶よりもつらい記憶をインプットしやすい性質です。
 
 
つらい記憶ばかりに埋め尽くされるとどうでしょうか?
 
 
あのときは叱られた…
あのときは失敗した…
あのときは泣いちゃった…
 
 
というネガティブな記憶ばかりだと、自己肯定感も低くなってしまいますよね。
 
 
ですから、長い休みは苦手なことの克服ではなく、好きなことを追求できる時間にしてほしいのです。
 
 
子どもが好きなことをできる時間を十分にとってあげると、
 
 
「お休み=好きなことができる楽しい時間」
 
 
とインプットされます。
 
 
こうして楽しい記憶を意図的に作ることは、つらい記憶をインプットしやすい発達障害の子どもにとって大切なことです。
 
 
ぜひ、冬休みにはポジティブな記憶を残してあげてくださいね!
 
 
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3.冬休みの苦手克服の要注意ポイント!

 
 
子どもの得意な部分を伸ばす一方で、苦手なことも気になりますよね。
 
 
「よし!時間がある冬休みの間にしっかり練習して苦手を克服させちゃおう!」と思っているお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
 
 
ちょっと待ってください!
 
 
それ、子ども自身がやりたいと言っていることですか?
 
 
発達障害の子どもたちは、興味のないものや苦手なものは完全スルーということもありますよね。
 
 
お母さんとしては「苦手なこともせめて平均ぐらいできるようになってくれれば…」と思う気持ちはよくわかります。
 
 
でも、子どもがやりたくないと拒否しているのに、無理やりやらせるとどうでしょうか。
 
 
しぶしぶやっても結局身に付きません。
 
 
それどころか、強要するお母さんに不信感を持つようになるかもしれません。
 
 
また、苦手克服のための練習時間をしっかり取ってしまうと、
 
 
「お休み=苦手なことをしなければいけない」
 
 
と、インプットしてしまうかもしれません。お休みそのものがネガティブなイメージになってしまうからです。
 
 
一方で、冬休み中に今まで苦手だったことを克服できれば、子どもの自己肯定感を高めることもできます。
 
 
でも、それは子ども本人がチャレンジする意思があってこそ。
 
 
お母さんは、「お母さんと練習してみない?」と話を振るのはOKですが、拒否されたら強制しないようにしてくださいね。
 
 
 
 

4.発達障害の子どもの自己肯定感を高めるお母さんの声かけとは?

 
 
発達障害の子どもたちの好きなものに取り組むときのパワーや集中力ってすごいですよね。
 
 
そんなとき、お母さんはどうしていますか?
 
 
すごく集中しているからそっとしておきますか?
 
 
発達障害の子どもが好きなことをしているときは、自己肯定感を高めるチャンスです。
 
 
子どもが楽しい!うれしい!というポジティブな気持ちでいるときは、それだけで自己肯定感が高まっていますが、さらにもう一押ししてみましょう。
 
 
それはお母さんから子どもへの肯定的な声かけです。 ちょっと想像してみてください。
 
 
子どもがつらいとき、悲しいときにお母さんが肯定的な声かけをすることはもちろん大切です。
 
 
でも、それは子どもの気持ちをマイナスから0に戻すだけ。プラスにすることは難しいですよね。
 
 
でも、楽しいとき、うれしいときなら、子どもの気持ちはすでにプラス!ここでお母さんが肯定的な声かけをすれば、プラスの気持ちがどんどん高まります
 
 
好きなことをしているときにこそ、声をかけてあげてほしいんです。
 
 
集中しているとお母さんの声はスルーするかもしれませんが、子どもは聴いています。
 
 
集中しているからと言ってそっとしておくのはもったいないですよ!
 
 
「すごいね!」
「上手だね!」
 
 
でも、もちろんOKですが、
 
 
「おお~!」と感嘆するだけでもプラスになります。
 
 
「○○したんだね!」子どもの行動をそのまま言葉にするだけでも、お母さんが子どもを肯定する気持ちは伝わります。
 
 
 
 
冬休み中は年末年始もあり、お母さんもお忙しくてなかなか子どもに声をかけてあげることが難しいときもあるかもしれません。
 
 
そういうときこそ、こういった簡単な声かけを駆使してくださいね。
 
 
しっかり声をかけていきましょう!
 
 
登校しぶりがあるお子さんの冬休みの過ごし方については、こちらでご紹介しています!
 
 
 
 
発達障害の子どもが自信をつけて行動できるようになる声かけをご紹介しています!
 
 
執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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